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2007年7月30日 (月)

本田泰人引退試合

まず、本田泰人選手、長い選手生活どうもお疲れ様でした。
引退から数ヶ月たちすでに解説者の姿を見てきているわけだ
けれど、試合後のセレモニーで改めて引退を実感しました。
そして「6番」の重みもひしひしと。




そして、前夜博多の森で試合があった(しかも敗戦・・)にも
かかわらず過密日程の中今回の試合にきちんと対応してくれた
ヴェルディ関係者・ヴェルディサポには、強くお礼を言いたいです。

引退試合を93年CS再現の形を取った趣向が成功しましたね。
ヴェルディ側出場者の張り切り・真剣さと盛り上げがあったから
こそ、試合がだれずグッドゲームになったと思う。




メインでいつもよりかなり前の席での目線から徒然に感想を。
長いですぞー(笑)。




試合前、ピッチに両チーム選手が入ってくる。
クロがホンダ技研組きーちゃんと談笑。
古川と石川もいたらもっと良かったのにね。
ラモスがモトの肩を捕まえてなにやら話しこむ。
ラモスは確かモト贔屓だったはず。モトは何度もお辞儀(^^)。
彼は藤吉とも挨拶。現在北九州ニューウェーブ所属なので
モト地元の縁ということかな(初対面風な様子)。
他には、奥ちゃんと菊地新吉氏。
この2人はコーチ講習会等で知り合いとかかなー?
都並氏も誰とだったかなー、話してました。
(彼はセレッソでハネをSBとして起用し続けてくれたので感謝
してます)
元祖ムードメーカーアルシンドは、いやー年取った。
オーバーアクションで笑いを取り昔を彷彿させる。
我ままだけど楽しい選手だった。今ならファボンのポジション?
彼や大ちゃん(うっかり忘れていたけど実は相馬もだよねー)
らは両チームに席を置いたのでヴェルディ選手達とも大いに
交流していた。


さて、試合前練習の鳥かご。
真中・鬼木・相馬・増田・ヤナギ・モト・満男に洋平と98年
には全員在籍していたメンバー(のはず)。
初々しい頃の満男が思い出されとにかく懐かしい。
なぜか遅れてたっくん(ご子息)らとピッチに登場したナラ。
鹿島サポは彼とはきちんとお別れの挨拶ができないままだった。
こちらの湿っぽくなりそうな気分を裏切るように鳥かご乱入(笑)。
タックンは大きくなったねー。
真中とナラ、2大ムードメーカーがすぐ目の前に。




   
いつもの徹底的アウェイ仕様ではなくヴェルディ選手達も
一人一人ビジョンに紹介。
でも鹿島ゴール裏は楽しそうに盛大にブーイングする。
きーちゃんなんて「えーー?」とお約束っぽく手を耳に当てた
りしてなんだか可愛かった。
一番ブーイングが大きいのはやっぱりラモス。
「はいはい」と言うような余裕のアクションはさすがわかって
いる。こういう応対ができるラモスって少し好きかも。
(ジーコといい、監督向きじゃないだけかもね・・)



鹿島選手達の紹介では勿論本田の声援が一番大きかった。
最後に故宮本監督の写真がビジョンに紹介されたのには
マイッタ。不意打ちを喰らいこの時点でうるうるうる・・。
(このへんでたたみます)



前半のOBだけのメンツではヴェルディの方がやや優勢で、
正直当時の力関係が少しだけ再現していた気もした。
立役者は、ラモスと武田・ミニラらかな。
前半、中央へショートパスをつなぎながら侵入してくる様子を
「昔のヴェルディらしい攻めだー」
と友人が思わず漏らしてました。ホント、懐かしかったなー。
当時のヴェルディ黄金期の凄さも実感しました。
このメンツに、さらにカズ・ビス・石川康らがいたんですからね。

いきなり武田のゴール(よく動けていた、かつポジショニングが
昔さながら)を喰らい鹿島は本気モードになり満さんはジョルジを
イン。
右サイドをぶち抜きクロス! がそのままゴールへ。
センタリングシュートで追いつく鹿島。ジョルジー、やっぱりカッコ
いいわー。



鹿島先発陣で光っていたのは真中と増田だったと思う。
2人とも体のキレが現役時代のようだった。
セレッソ&大分(&柏)サポにもお見せしたかった勇姿。
真中はするっと抜け出してはズドンとシュートを何本も打って
いた。難しいのを決め簡単のを外すキック力こそ真中。



増田のことを柏サポは鬼神のごとく走り回りボールを奪うイン
パクトが強かったようだけど、昨日の彼は鹿島時代のドリブ
ラーそのものだったのよ。
キレとパワーのあるドリブル、今なら誰?大久保?
昔ほどではないにしろ俊足ぶりも見せていた。
で、ラモスと談笑する姿を見て「どこで接点?」などとお惚け
かましちゃったら、あらー、良いも悪いも05年の柏を象徴する
二人じゃないのよー。
ラモスのことを「戦友」と読んだあたりに当時の苦しさと流れた
歳月を想像したりしました。柏サポな方々、いかがでしょう・・?
50歳も間近なのにフル出場し走るラモス、化け物だわ、あれ。



一方ピリッとしなかったのはクロ@アルビコーチ。
トラップが大きくてボールがあまり収まらなかたりして。
FKのチャンス、一度くらいはキャノンシュートを見たかったかな。
現役時代のクロは弟子矢野貴章に似ているときがつきました。
上背のあるわりにはヘッドがあまり得意ではなくミドルや足元が
案外とうまいとか。
クロ、貴章をもっともっと育ててくださいな(まずPKの指導から?)。



こうやって書いていると話がとまりませんね(^^;)。
OBで一番輝いていたのは相馬、クマ、そして主役本田でした。
相馬のタイミングよいオーバーラップと左足のクロス。
鹿島晩年時代よりずっと良いんじゃないか。
あー、欠席した名波とワンプレーでよいから組んでほしかったー。

あれを見たら、イバも駒野も村井も安田もかすみますわ。
やはり相馬は日本最高の左SBだった。
あのプレーはイバ・篤人に目に焼き付けてほしいプレーだった。
イバは相馬とは確かにプレースタイルが違う。
でもSBはああいうタイミングのよいオーバーラップとシンプルな
はたき・クロスが生命線なんだと思う。
#8月からの後半戦、イバのプレーを相馬と比較し今まで以上に
  注文をつけるサポが増えるのは容易に想像できるよ・・・(orz)


   

逆サイドのナラは湘南でもほとんど試合に出てなく試合勘の
無さが見えた。でも、俊足タックルは健在。


クマも、仙台の最後が何だったのというくらいのスペースへの
飛び出し・動きが完璧だった。誓志にぜひ見習ってほしい。



モト・ヤナギ・満男がインしてからはお疲れヴェルディを切り裂く
ようなプレーの連続で逆転に成功。
モトはラボーナをするわかわすドリブルで舞うわ、新旧ドリブ
ラー対決が見られたわけで。


満男のラモスとのガチンコダブルタックル(満男はラモス大好き
なので許してください)や本田へ出しまくるパスなど、昨年の
オールスターでいろいろ仕掛けていた姿を思い出した。
いろんな意味でラモスの継承者は満男かもしれない。


そして主役本田は、現役時代のようにボールを奪い即スペ
ースへ好パスを連発。こういう攻撃的センスは健在でした。
PKをゲットした真中も本田のキックを触りながら止めなかった
(とめられなかった?)大ちゃんもグッジョブ。



試合後のセレモニーは感動的かつにぎやかで、緩急効いた
演出でした。
そして、最後のビジョン映像の宮本監督墓前に手を合わせる
姿についに涙腺決壊。
きーちゃんの引退セレモニーと同様宮本さんへの感謝が
伝わるエピソードでした。



井原の時は所属各チーム&代表サポ向け、福田はレッズ
サポのみのもの。
キーチャンはヴェルディ&代表サポ向け、沢登は清水サポ
&サッカーファン向け。
そして今回は、鹿島サポ&ヴェルディサポ向け。
選手の個性・歩みによっていろんな形の引退試合があって
しかるべきですね。
秋田の時はどうなるだろう・・?

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コメント

いつも読ませていただいています。初めて書き込みます。
実は、私もこの日一番うるうるしたのは、宮本さんの姿がビジョンに映った時でした。隣の席の息子は不思議そうな顔で私をみておりました。
相馬も増田も眞中も、よくぞ参加してくれました。まだまだやれる。(大野)俊三さんもサントスもジョルジも元気いっぱいで、とても感激しました。この日の熱き思いを期に、現役の選手たちが先輩たちの志を受け継いでくれることを祈ります。

投稿: あつし | 2007年7月31日 (火) 21時23分

あつしさん、はじめまして。ようこそいらっしゃいました。
こちらに来てくださっているとは、どうもありがとうございます。
そうなんですよね。宮本監督には父性を感じているので、亡き父を
連想してよりいっそうぐっときてしまうんですよ(ファザコンの気あり?)。
皆元気、さすが元アスリートだと思いました。
奥ちゃんのプレーを見た岩政が「ポジショニングは勉強になる」と
言っていたとどこかで見ました。
そうしたプレーをする奥ちゃんも学べる岩政もともに素晴らしいと
思います。
鹿島の原点を見た現役(特に若手)が何かを感じてくれたら良いですね。

投稿: ケロマキ | 2007年8月 1日 (水) 15時14分

楽しく読ませていただきました。
98年から鹿島を観始めた私にとっても宝物のようなゲームでした。連携や阿吽の呼吸、というのは離れていた年月は関係ないんだな、と。本田さんだけでなく、彼ら自身が本当に自分がいたときの鹿島のサッカーが、仲間達が好きだからこそ出来るパフォーマンスなんだろう、と思いましたし、その時代の一時期を堪能できたことを改めて幸せだ、と思いました。長くチームに愛された選手がたくさんいて、後の選手やサポに伝えられる歴史がある、というのはかけがえのない、貴重なことだということを実感しました。

ちなみに奥ちゃんと新吉は2000年のフロンターレで一緒でした。奥ちゃんにとって最も辛かった時代かもしれない時期を共有した、ある意味戦友なのかもしれません。

投稿: EM | 2007年8月13日 (月) 19時03分

EMさん、こんばんは。甲府帰り後バタバタでお返事が遅くなり失礼しました。
EMさんは熊谷選手・相馬選手系サイトで昔から存じ上げていました。
いつも愛情溢れるコメントを書かれ、読んでは涙ぐんだりしたものでした。
(寄る年波のせいだけではないはず)(^^;)。
BBSでお話した記憶もあります(当時のHNは今とちょっと違ってました)。

後半のサッカーを見たら、おっしゃるとおり連携や阿吽の呼吸は離れていた
年数は関係ないものなんですね。
本田・クマ・相馬・増田・ナラ・眞中・鬼木らのコンビは98~99年そのものでしたよね。

そっか、奥ちゃんと新吉っちゃんは00年の川崎Fで一緒でしたっけ。
教えてくださってありがとうございます。
当時サッカーaiの奥ちゃん・オニ・隆行の対談で隆行の天然ぶりを
懐かしく思い出しました。
あの年のフロンタは・・・いろいろと切ないことが多すぎましたね。

またどうぞおこしくださいね。

投稿: ケロマキ | 2007年8月15日 (水) 00時39分

…す、凄い亀レスなのですが、自己満足的にこちらにも。
ええと、言ってもあまり説得力が無いかもしれませんが、薩川オタのいちむらにとって、本田選手もまた好きなプレーヤーの一人でした。ポジションは違いますが、プレイスタイル、似てませんか?相手FWにとことん喰らいつく辺りが特に(笑)
一人の選手が(ほぼ)ひとつのチームで現役を終えられるのは、今ではかなり貴重で希少なことになってしまいました。海外へのチャレンジが評価されるのは当たり前ですが、『ミスター』と呼ばれる選手たちへの尊敬はもっと高くて良いと思うのです。
逆に言えば、Jの規定に則った『引退試合』でもってチームの『顔』を送り出せるチームサポはなんと幸せなことだろうと、羨ましくなってしまいました。
(翼のチームとして、ヤマやナラの引退試合を三ツ沢で開催することは出来ないですから)

あと、どうしてもお伝えしたかったのは実はクロちゃんと貴章の下りなのでした。
>現役時代のクロは弟子矢野貴章に似ているときがつきました。
>上背のあるわりにはヘッドがあまり得意ではなくミドルや足元が案外とうまいとか。
>クロ、貴章をもっともっと育ててくださいな(まずPKの指導から?)。
思わず、あっ!と声が出てしまいしました。
はい、貴章は柏時代、とても応援していた選手でして。あの降格時に出て行かれた選手の中で、恨む気持ちは少なかったけれど、違う色のユニを着てるのを見るのがいっとう辛かったのです。何で新潟~?とか(←失礼な奴だ)
もしもうちょっとタイミングが違って、06の柏でプレーする機会があったら、ノブリンだったらさぞや可愛がって(あの無尽蔵のスタミナは多分)くれたろうにと思うにつけ、悔しさが募っていたのですが、↑のケロマキさんの記述を読んで、何だか胸に閊えていたものがすうっと落ちたというか。
貴章は去年、うちを出てから如実に伸びたたった一人の選手だと思っています。それが黒崎コーチとの出会いによる必然だったと考えたら、とても気持ちが楽になって。
これで、青ユニを着た貴章は心置きなく応援できそうです。出来たら、ドゥーと一緒の代表チームを見たかったですが…まあ、これから先もチャンスはあるだろうし。

長々と失礼致しました。さて、鹿島戦で何とか遠征する算段をしなくては…

投稿: いちむら | 2007年10月 1日 (月) 00時10分

おお、いちむらさん、こちらにも書き込みどしてくださりどうもありがとうございます~。

このエントリーで本田元主将について反応してくださるとは思いませんでした(^^)(おそらく増田一号かなと)。鹿島サポ以外の方で本田を好きと言ってくださる方はなかなかいないのでとても嬉しいですよ(相馬・ヤナギあたりは多かったんですけどね)

「相手FWにとことん喰らいつく辺り」、確かに薩川に似ているかもしれないですね。あと毒舌ぶりも(笑)。実は私、薩川はなんだかんだ「憎めない良き相手」と言った印象で結構好きな選手でした。俊足CBの良さを教えてくれたのも彼でした。その後秀人・坪井・茂庭と続く系譜ですよね。鹿島にはめったにいないタイプですから垂涎ものでした。だから例のエメとの激突の時は衝撃が走りました・・・。ヤナギを「ヤナギちゃん」と呼んだりしてなんだかんだ当時のバトルも楽しかったです。(2001年柏の葉でヤナギを退場に追い込んだのは薩川、ナベタケどっちだったかなあ)

フリエから移籍後さんざ「柏の選手はおとなしい云々」と言っていましたよね。イケメン多数でスマートなイメージ、薩川は異彩を放ってました(笑)。平山・大野・キタジ(は違う?)・萩村・根引・砂川・渡辺光輝・下平あたりのことですかね(書いていて懐かしくなった・・・)。歯がゆい思いをし続けたんでしょう。今の柏は当時より主張する選手が多い印象です。そういえば、かつての僚友ナベタケと2人揃って現ジュニア世代のコーチというのもいいですね(鹿島では奥野がコーチ、で秋田も引退したらぜひ一緒にやってほしい)。そういえば薩川と清商同級の大岩が未だ現役でスタメン張ってるのもこれまた凄い話だわ。

引退試合は規定で限られた選手だけとなってしまうのが残念ですね。鹿島で言えば長谷川にはぜひやらせてあげたかったです。

当時のツインタワー片割れ黒崎について反応してくださるとは嬉しいです。貴章のことをそれほどよく知っているわけでもないのに断言してしまい失礼しました。正直アルビでの黒崎コーチの評判は全然知らないのですが、たぶん自分と似たタイプの彼のことは人一倍気にかけているとは思います。ああ見えて(失礼)理論派でもあるんですよ。・・・ただ、彼は今年の1月から新潟コーチなので昨年は違うコーチの元で伸びたようです。いちむらさんは貴章のことが応援していましたか。人づてには「代表で頑張るくらいアルビでもやれ」とのサポの評判もあるそうですが(^^;)、センスのあるところを見せているので大成してほしいなあ。

投稿: ケロマキ | 2007年10月 1日 (月) 17時20分

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